みなさんはアジ釣りをされますか。
アジは日本人の家庭の食卓に普通に登場する身近な魚で、且つ食味も良いので、アジ釣りもまた人気がありますよね。
私はクロダイの夜釣りに行くようになる前は、ちょうど今頃の時期から年内いっぱいの間、数回に一度はいつもの内房や南房ではなく、外房方面にアジを釣りに出かけていました。今でもアジ釣りに行きたくなりますが、いざ行くとなると、どうせ行くならクロダイ、になってしまいます。(笑)
アジ釣りの魅力を書き出してみますね。
① アジそのものが美味しい
② 比較的容易に釣れる
③ エサ代が安く経済的
④ 当たれば3ケタ釣りも夢ではない
⑤ 堤防でイスに座りながら釣れる
たくさんありますね。
①は、釣りそのもののことではないので、②から補足してゆきます。
②比較的容易に釣れる
サビキ釣りかウキ釣りになりますが、断然サビキ釣りをオススメします。サビキ釣りというと、磯竿なら2号以上でガイドがしっかりしたものを思い浮かべ勝ちですか、私は、普通のウキ釣り用の磯竿1.5号に、電気ウキ2号を通し、釣具屋で一番小さいコマセカゴを着けて、その下にアジサビキ用の疑似針仕掛け5号前後を付け、仕掛けの一番下に、ウキのサイズマイナス1の(ウキが3号なら2号の)オモリを付けます。仕掛け全体を軽めに作るので、カゴにエサを入れて釣りをするくらいでは竿は折れません。むしろ、小ぶりなアジでも複数掛かれば竿をしならせてくれて、十分楽しめます。
③エサ代が安くて経済的
エサは釣具屋に売っているアミコマセ350円1ブロックだけで、一晩のんびり楽しめますよ。クロダイが1回の釣行で5,000弱かかる(私の場合)ので、それよりずっと安くしかも釣れる確率がずっと高いので、本当に経済的ですよ。
④当たれば3ケタ釣りも夢ではない
アジが回遊してくる港ではタイミングが会えば短時間で3ケタのアジが釣れることもあります。それも堤防から。しかし、人気のある釣り場には人が付き物なので、地元の方々がよい場所を押さえて荷物を置いている場合があるので、そういった環境でも気にならないという人は是非行かれてみてはいかがでしょうか。
私は混雑があまり好きではないので、のんびりと釣りを楽しめる釣り場に移動してしまいます。釣果よりものんびりまったりが一番。
⑤堤防でイスに座りながら釣れる
比較的人が少ない堤防でもシーズンには釣れるので、イスでも持ち込んで、満点の星を眺めながら、ゆったりアジが回遊してくるのを待つなんて、とっても贅沢な時間の過ごし方なのではないでしょうか。
アジはご存じの通り群れで回遊する魚なので、回ってくるとパタパタ釣れ盛り、しばらくするとアタリが減り、そのうちまたパタパタ釣れることいったパターンです。ただ、その日によって1回しか回ってこないこともあるし多少のムラはあります。
真っ暗よりも堤防の外灯がある様なところの方がアジのエサになるプランクトンが集まっているので、そういうところが狙い目かもしれませんね。
釣り易さ、食味もさることながら、アジはもともと泳ぐスピードが早いので、上に書いたような軽いサビキ仕掛けに20cm以上のアジが喰いつくと、その勢いで電気ウキごと20~30m程仕掛けを持っていかれることがありますが、暗闇に浮かぶ電気ウキがいきなり一瞬のうちに持っていかれる光景は、爽快ですよ。
これからの季節、クロダイが釣れない日が続いたときなど気分転換にアジ釣りもよいと思います。外房の堤防ならどこでも狙えると思います。小アジならアジ南蛮なんか最高です!