房総半島でクロダイを釣りたい人のためのブログ

房総半島でクロダイに出会いたい人、集まれ!

富浦 北ケイセン

今回は、堤防のご紹介です。

 

ココは、千葉県である程度釣り経験のある方なら、恐らくほとんどの方が一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。私も以前は何回か通ったことがあります。内房方面では、特に人気のある堤防です。

 

なぜこんなに人気があるのでしょうか。

一言でいうと、老若男女、初心者からベテランまで、みんなの「こんな釣りがしたい」「こんな魚を釣りたい」を叶えられるだけの環境が整っているからだと思います。

 

まず到着後の駐車場ですが、堤防のほぼ付け根近くまで、恐らく20~30台位は停められそうな`無料´の駐車場があります。これは、釣り人にとっては、とても助かりますよね。但し、この駐車場は堤防の近くから一直線に一台ずつ停めるような並びになっているので、遅く着くと、堤防までかなりの距離を歩くことになります。休みの日などは、まだ暗いうちに到着しないとすぐにいっぱいになり、堤防までかなりの距離を歩くことになります。

 

次に、男女のトイレが完備されているということです。ちょっと汚いのは愛嬌ということで。でも、ちゃんと流せるし手荒いの水道も付いていますよ。

 

近くに、以前ご紹介した明神岬や南けいせん場を擁する大房岬があることからも分かる通り、大自然に囲まれているため、他の堤防に比べると魚影が濃いように感じます。また、北方向に真っ直ぐ一本伸びた堤防は、南西の風に強いので、内房は南西風に弱い釣り場が多い中で、とても貴重な存在なのです。

 

ここは、家族連れや若者のグループが多い一方で、クロダイ狙いの釣人も多く、ダンゴ釣りを楽しむベテランの常連っぽい人たちをよく見かけます。シロギスの投げ釣りやルアーマン、そして、堤防から港内に向かってアジのサビキ釣りの人も多く、これだけ書いただけでも、魚種の多彩さが分かりますね。

 

クロダイを棒ウキのウキ釣りで狙っている人に声をかけて聞いてみたことがありますが、そこそこ釣れているみたいでした。釣れるから人が集まるのでしょうね。

 

さて、ポイントですが、堤防の外向きになります。堤防から5m位は敷石のようなものが敷かれていて根掛かりしてしまうので、その先10m位がポイントになります。水深は5~6mくらいでしょうか。できるだけ1ヶ所にコマセと仕掛けを入れて辛抱強く狙ってみると良いと思います。ただし、海の色が緑色に濁っているときは何も釣れないので、場所変えが賢明です。

 

昨秋、超久々にここでクロダイを狙ったときには、カイズでしたが、釣果はあったので、お試しください。

 

最後に、この堤防に来たら忘れてはいけないのが、港内にある「おさかな倶楽部」というお店。開店前から並べば、1,000円以下で大盛りどんぶりが食べられます。オススメは、漁師賄い丼です。どこの有名な海鮮丼よりも具が山盛りでオイシイです。(太鼓判!)

 

昼間はまったり釣れない時間が続くこともあるので、そういうときは、大房岬の上の公園から房総の素晴らしい景色を満喫できますよ。