房総半島でクロダイを釣りたい人のためのブログ

房総半島でクロダイに出会いたい人、集まれ!

釣果報告 内房舟藤堤防横の磯

今年の夏休みには釣り三昧を、とずっと楽しみにしていたのに、あれやこれやでなかなか時間が取れず、やっと先週末に行って参りました~。

 

いざ行くとなると、せっかくの貴重な時間をどこで過ごすかと考え、やはり釣果が期待できるところ、イコールホームグランドまたは過去によい思いをしたことがある釣り場、ということで、風の具合なども考慮した結果、前回と同じ舟藤堤防横の磯に向かうことにしました。

 

現地に着くと珍しく車が2台しか停まっていなかったため、釣り場の方もガラガラだろうと思いゆっくりと準備をし、磯場へ。先端の堤防の方には人がいましたが、磯場の方は貸し切り状態です。

 

ベストポジションを確保し、ゆっくりコマセ作りにかかります。

 

16時ちょっと過ぎに着きましたが、既に潮位は100cmを超えている頃で、風は予定通り微風、海には適度にニゴリが入っていて、なんとなく今日はイケそうな雰囲気かな、という感じでした。

 

コマセは、チヌパワーV10白チヌスペシャルと日本海半袋、それにオキアミ解凍ブロック3kg、そしてコマセにサナギミンチとコーンを配合してみました。

 

今回の仕掛けは、道糸2号にハリスも2号、電気ウキはライフジャケットのポケットを探っていたら出てきた3B号。ウキってシチュエーション毎にこだわるべきなのかもしれないのですが、私はこれに関しては結構アバウトに決めています。3Bだったら、大は小を兼ねる、みたいに。ハリはチヌ針の3号です。

 

実釣開始は17時過ぎでした。

空は夕方っぽくなってきていますが、まだまだ暑いです。

半袖のTシャツで始めましたが、小さな羽虫が飛び回っていて、知らぬ間にリールを持つ手を2箇所刺されてしまいました。

そろそろ秋とは言っても、虫対策は当面続けた方がよさそうですね。

 

今回のココの海は、いつものようなネンブツダイの絨毯状態ではなく、夕まずめには小メジナが寄って来ているようです。日中なら厄介ですが、夜になれば散るでしょう。

丸ボウズ逃れのために、敢えて数枚小メジナを掛けて、久々のもぐりこむ引きを楽しみます。

 

そして、日没前にお目当てのクロダイ、いや、カイズを釣り上げました。

 

オキアミだとクロダイまで届かなさそうだったので、コーンを付けたら反応があったので、コーンとネリエサを交互に入れていたら、数投目でフワッとウキが海面下に潜ったので「行け行けイケ~ッ」と心の中で唱えながら集中していたところ、数秒後にフラフラと更に潜り、続けてウキが一気に底に向かって引き込まれたところでアワセを入れたところ、ガツンと来ました。

 

結果的にはカイズでしたが、夏の魚は元気です。メジナかと思うくらい下にも潜ろうとしたりで結構やり取りを楽しませてもらってから玉網へ。

 

この日はこれだけではありませんでした。

 

20時頃でしょうか、もう良いだろうと思って付けエサをオキアミにして数投目に、1発目と同じように電気ウキがフラフラと海中へ。また同じように底に向かって引き込まれてゆきます。

 

実はこのアタリの前にも数回ウキがグイグイと引き込まれてゆきながらアワセを入れると針掛かりしていないケースがあったので、今度は倍くらいの時間我慢して待って、さすがに根に潜られないかと思うくらいに待ってから竿を立てると、ガツン。

 

さっきと同じくらいかやや小さめか。

やり取りの後はギリギリ抜き上げることが出来ました。

 

カイズとはいえ、久々のマルチヒットで気分は最高です。

 

しかし、その後も気配はあったので続けているうちに22時頃に明らかに潮流が変わり、パッタリと反応が途切れたため、もうこれ以上やっても疲れるだけだろうと思い、納竿としました。

 

9月になったばかりでまだまだ魚の活性も高そうだし、大型のクロダイが釣れそうですが、海の中はもう秋なのでしょうか。

 

カイズは塩焼きが最高にウマイので、熟成させた後にいただこうと思います。


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これから秋に入り深まるにつれてカイズサイズが釣れることが多くなりますが、数釣りを目標にして楽しんでもよいかもしれませんね。

 

気候的には釣りやすくなりますので、皆さん、房総のクロダイに会いに行きましょう!

 

- 完 -