房総半島でクロダイを釣りたい人のためのブログ

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クロダイ用の付けエサについて

クロダイ釣りとメジナやアジの釣りとの大きな違いのひとつは、付けエサです。

良型狙いのウキふかせ釣りを念頭に、その違いを書いてみますね。

 

メジナ釣りの場合は、ほとんどの方はオキアミを使われているのではないでしょうか。私も同じですが、オキアミのサイズを変えたり、付け方を工夫してみたりして、なんとか良型に近づこうとがんばります。でも、フグやネンブツダイなどのエサ取りは海中に絨毯を敷き詰めたように居るとおもうと、ちょっとメゲたりしてしまいます。イソメ類は手が臭くなるのでかなり以前からあまり使わなくなりました。海苔も有効と聞いたことがありますが、まだ試したことはありません。どうなんでしょうか。

 

アジ釣りの場合は、小型はアミをコマセにしてサビキ釣りで擬似針を使ったりしますが、良型か狙える場所では、やはりオキアミを使用しますよね。

 

ところが、ご存じの方も多いと思いますが、クロダイは雑食性なので、オキアミだけでなく、貝類や蟹、ボケジャコ、コーン、サナギなど、付けエサの選択肢がかなり広がる点が大きな違いと言えるのではないでしょうか。

 

私の経験では、オキアミは万能、蟹は南房の浅場、サナギは内房で、それぞれ実績があります。貝類とは、堤防側面に夏場などは張り付いているイガイと呼ばれるカラス貝を小ぶりにしたような貝のことで通常へち釣りという釣り方に使われるようです。採取するのに特別な道具が必要なので、やったことはありません。釣具屋には売られていません。千葉県の市原の釣具屋でイガイはあるかと聞いたら、あるわけないと怒られたこともあります。(笑)

 

蟹は、恐らく地磯の釣り場でそこに生息する磯蟹を発見したら、蟹も釣りエサとしても有効と言えるのではないかと思います。私は、ハサミでハリスを切られたことがあるので、必ずカットしてから針に付けるようにしています。針への付け方は、YouTubeで検索すると、出てきます。ちなみに、釣具屋でも売っているので、磯ガニ下さいと言えば買えます。1匹30~35円くらいです。

 

サナギは、正直、触るのがちょっと抵抗ありますが、その日の当たりエサになることもあるので、虫が苦手な方でなければローテーションに入れられるかもしれません。私は、よくオキアミが針から取られるような場合、それがクロダイによるものか否かを見極めるために、使ったりしています。

 

コーンは釣れると聞きますか、私は、無反応のことが多いです。また、ボケジャコはエサ取りに弱すぎて、タンゴ釣り以外は使い物にならないように思います。

 

いろいろ書きましたが、面白いもので、魚にも気分があるのか、何らかの自然条件が作用しているらしく、同じエサで試しても、全く反応がないこともあります。ここは、私も課題として、これからもいろいろ試してみようと思います。

 

コロナ明けには、このようにいろいろな付けエサを使ってみることで、また楽しみが増えると思いますよ。