房総半島でクロダイを釣りたい人のためのブログ

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内房 明神岬の下見

数年前、釣りの情報誌に、夜釣り一晩でクロダイメジナ、の40センチオーバー、尺アジ(30センチ以上のアジ)をガンガン釣り上げました、という記事が出てから、とても気になっていて、いつか私もガンガン行きたいと考えていた地磯、それが内房の明神岬です。

 

似た名前で、千葉の金谷に明鐘岬という有名な地磯がありますが、明神岬は、もう少し南に下った富浦の大房岬の尖端に位置する小さな岩場です。

 

昨年の夏、暴風で釣り場はどこも荒れていたので、釣りを諦めて、釣り場の開拓のために出掛けました。

 

行き先は明神岬に決めていました。

 

金谷を通りすぎて富浦まで。

途中、富浦新港に様子を見に立ち寄りますが、海は緑色に濁り、沖には白波が無数に立っていて、釣り人は、誰も居ません。

 

富浦新港から一般道に出るT字路を右に曲がり急な坂を登って行くと、大きな駐車場があり、そこに車を止めてから、更に坂を登ると、広い芝生の原っぱが現れます。原っぱの先にある小さな展望台の右側に明神岬へと続く階段があり、森の中を200段以上下って行くと、到着します。

 

他に誰も居ないせいか、昼間なのに森の中はなんとなく怪しい空気に包まれていて、これは夜ひとりではあまり来たくないなと思わせます。

 

明神岬は小さな岩場です。

当日は暴風のため危険を避けて長居しませんでしたが、着いてしまえば、快適な真夏の夜釣りを楽しめそう。地形的には、いかにも魚影が濃そうな印象でした。

 

さて、帰りは今降りてきた200段以上の階段を登らなければなりませんが、すぐに汗が吹き出してきて、手ぶらなのに登りきるのはかなりキツかったです。夜中など、気持ちの持ちようですが、何か見たくないものが出そう。(笑)

でも、慣れれば、ほとんど人が来ない超穴場かも知れませんね。

 

地磯は、たどり着くまでにかなり苦労する危険な場所や満潮時に水没する場所もあるので、行かれる場合は地図やネットなどの情報だけでいきなり釣行するのではなく、時間を見つけて下見をしておくことをオススメします。