房総半島でクロダイを釣りたい人のためのブログ

房総半島でクロダイに出会いたい人、集まれ!

クロダイが釣れない理由

新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が延長されそうなことがメディアを通して伝わってきますが、私たちはいったい、いつになったら釣りに行くことができるのでしょうね。

 

そもそも、緊急事態宣言により不要不急でない用事のための外出は控えるように言われていますが、目的は3密の回避。であれば、どう考えても釣りに行くのは全く問題なさそうですが。

空気は間違いなくキレイ。密状態だと竿を振れないし仕掛けもお祭りしてしまうので、そういう状態はあり得ないし。

 

と言いつつ、結局、じゃあ密である、密でないの境界は何かと問われると誰も答えられないから、大人しくしているしかないのでしょう。(笑)

 

さて、今回は、私の経験に基づく個人的な考え方に過ぎませんが、クロダイをいつも狙っているのに全く釣れない人は、季節や場所などの外的要因を除いたら、どこに問題がある場合が多いか、考えてみました。

 

よく聞くところでは、棚ボケと言って、ウキ下の長さがクロダイが主に遊泳する海底付近に合っていない状態があります。確かにウキ下を間違えると、絶対にクロダイは釣れません。

 

テレビで見るプロの方などは、ハリスや針がクロダイに見限られているのでワンランク落としたり上げたりしたり、針の種類や形状を変えてみたりされているようですが、プロのようなレベルに達していない私などは、サイズを変えたら効果有りそうだということは分かりますが、形を変えてもあまり関係ないような気もしています。なぜなら、私も含めて、釣れない人は、もっと根本的なところに問題があると思われるからです。

 

私が思う一番の釣れない理由は、コマセのコントロールです。私が釣りを始めた頃、クロダイ狙いの場合、コマセは狙うポイントの畳一畳分の範囲に集めることが大事という話をテレビか雑誌で観ました。これは、その通りだと思います。

 

ある程度正確に投げられるようになった人でも、数回に一回は投げたコマセが途中でバラけてしまい、自ら魚を散らしてしまっていると思われることがあります。

ましてや夜釣りでは、投げたコマセがどこに着水したのかなんて真っ暗で、100%分かりません。コマセを投げるフォームと、風を計算してコントロールの微調整をして、見えなくてもだいたい同じポイントに着水させられるように、日頃から練習が必要だと思います。

 

ふたつ目の対策としては、コマセを作る際の水の量と混ぜ込み具合について、水分が少な過ぎたり底の方に配合エサの粉が残ってしまっているとバラけるので、ペタペタと餅のような感じになるようにまんべんなく仕上げるとよいと思います。

 

三つ目の対策ですが、これは簡単。よく見かけるような、折り畳めるバッカンを使わないことです。コマセ柄杓でバッカンからコマセをすくう際、バッカンの側面にカップ部分に入ったコマセを押し付けるようにして固めてから海に投入しないと、投げた時に必ずバラけてしまいます。折り畳めるバッカンだと、側面に折り目がついていて、うまくカップを押し付けられないからです。

 

釣れない要素は他にも色々ありますが、たったこれだけを見直すだけでも、必ず一歩、クロダイに近づけると思いますよ。実際、私は、ウキ下のタナとコマセのコントロールの精度を意識したら、クロダイが釣れるようになりました。

 

まだクロダイに出会えていない方は、これらの点を一度チェックされてはいかがでしょうか。

(^^)/