企画第3弾は、エサ編です。
ということで、コマセと付けエサについてまとめてみようと思います。
特にコマセ用の配合エサって飽きないというか、地方色もあるし、メーカーによって変わり種も含めていろいろな種類が販売されているので、本当に楽しいですよね。私もパッケージを見てオモシロそうな配合エサを一時期好んで使用していましたが、結局王道のマルキューさんに戻ってきてしまいました。
やはりマルキューさんは私にとっては別格です。何が別格かというと、マルキューさんの配合エサを使用した時のコマセの質の安定性です。
先程も言ったように、これまでいろいろな配合エサを使ってみましたが、正直に申し上げてハズレ配合エサはいくつかありました。要するに、匂いや見た目、それを使用した際の釣果などから、どう見ても効き目が薄く、二度と使うことはないだろうと心に決めた配合エサです。
これを言うと、単なる一介の釣り人に過ぎない私が営業妨害などという大それたことをすることになってしまうので、それは控えておき、オススメの配合エサを書いていこうと思います。あくまでウキふかせ釣りにおける配合エサですので、ご理解ください。
13. チヌパワーV10白チヌ
これは最も信頼しているニゴリ重視の配合エサです。特に日中の釣りでは白いニゴリが目視できるので潮の流れとかコマセの効き具合を想像する助けになります。それと、特筆したいのがその香り。魚でなくても思わずよい気分になってしまうくらいあま~い香りがします。
14. チヌパワームギスペシャル
この配合エサの良いところは、ある程度遠投も効くし、ムギや大粒のコーンなど沈下速度が異なるモノが入っているので、いろいろな局面に対応できる点です。これを1袋持っていれば、釣り場を決めなくてもどこに行っても対応可能。しかも濁りもまとまりも
適度に期待できるので、これだけでも釣りになります。
15. チヌパワー日本海
これはまとまりがよく10秒間に3mも沈下するので、本来は房総半島でも水深がある釣り場向きなのですが、私の場合は、とにかく早くポイントを作りたい時などにメインの配合エサにプラスで半袋混ぜたりして使用しています。それとあまりやらないですが、遠投するときなどはまとまりが良いので重宝します。チヌパワーV10白チヌと相性が良いように感じています。
16. チヌベスト
何回か前のブログで紹介をさせていただきました。いかにも魚が寄って来そうな色合いと匂いが気に入っています。それと値段が安い点もグッドです!
17. ニュー活きさなぎミンチ
以上のほかにも、昔からの最強配合エサと言われる赤い袋の「チヌパワー」やチヌパワーDASH、サナギを付けエサにする際や配合エサにより強い匂いを出させるために使用する「粗びきサナギ」がありますが、チヌパワーは粘りが強すぎてコマセ柄杓で投げる際のヒシャク離れが悪い時があると私は感じているためあまり出番はないです。粗びきサナギは時々使用します。しかし最近はそれよりも良く効く「ニュー活きさなぎミンチ激流」を多用しています。これはコーンも粒で入っていて付けエサにも使えます。
18. 付けエサ
付けエサはだいたいオキアミ、コーン、サナギが私の定番です。
オキアミは、くわせオキアミイエロー以外は特にメーカーとか商品名を決めていません。その時その時で、決めています。オキアミイエローは、やはり黄色い色にクロダイが反応すると言われているので、必ず持って行きます。
コーンは先程の活きさなぎミンチに入っているコーンの中で形が崩れていないものを選んで使っています。活きさなぎミンチを買っていない日は、コンビニで売っている100円の缶詰で代用します。
サナギは同じく活きさなぎミンチの中からまるごと使えそうなものを選んで使用しています。わざわざこれだけのためにサナギエサを買うのももったいないのですが、時々気分でマルキューの「活きサナギ」なども買うことがあります。
19. オキアミブロック
最後に、配合エサと混ぜてコマセ用に使用するオキアミ解凍ブロックですが、これは特にコレじゃなきゃダメといったものはないです。私は安いブロックをいつも使っていますが、十分です。値段が高いオキアミを使うとより釣れる、ということはありません。
いかがでしたか。
少しは参考になったでしょうか。
それぞれの項目毎に商品を貼り付けましたが、必ずしもそれと同じものを買う必要はなく、せっかくAmazonにアクセスされたら、いろいろと見てみて、これまで聞いたこともないようなオモシロそうなエサをつかってみたり、変わった小物を使ってみたりするのもまた楽しいのではないでしょうか。
さあ、特に初めてクロダイに挑戦される皆さん、これまでご紹介してきた商品の合計金額どれくらいだと思いますか?
中には全部必要なくいくつかのウチの一つを買えば済むものもありましたので、単純にすべての合計金額とは言えませんが、第1弾の釣り道具だけで約3万円。最初にこれらを買ってしまえば、小物(第2弾)とエサ(第3弾)の合計は約7千円。小物も一度に使ってしまう訳ではないので、実際にはそんなにかかりません。
通常はエサ代で5千円あればお釣りが来る程度だと思います。
あと3週間余りで3月。3月と言えばクロダイの産卵の時期、所謂「乗っ込み」がスタートします。1年で最も高確率で良型のクロダイに会える時期と思われます。私も生まれて初めて自力で大型の銀鱗(クロダイ)を玉網に収めた時の手の震えやドキドキ感をまだ覚えています。
3月までに道具を揃えて、早速クロダイ釣りに挑戦してみてください!