6月6日、緊急事態宣言後の初釣行に行って参りました。
いやあ、この3ヶ月間長かったです。
人間っての不思議なもので、あまりに我慢しすぎるとその環境に適応してしまい、行かない生活の方がたくさん寝られたりダラダラ過ごせて楽だったりすることから、何故あんなに行きたがっていたんだろうなんて思ったりすることもあるのではないでしょうか。
幸い私の場合は、コロナによる自粛生活開始をキッカケにこのブログをスタートし、しかもこんなにたくさんの方々に読んでいただくことで、釣行への「ハヤルオモイ」を失うことなく解禁日を迎えることができました。
みなさま、どうもありがとうございました!
と言う訳で、ハヤる気持ちを抑えつつ、家を出たのは土曜日の昼過ぎです。本日の予定は、夕方に南房到着、日の入り少し前から初めて、潮位が100cmを切る前の21時頃に納竿。実質4時間位の釣りになりますが、この間に大好きなクロダイと巡り会えればと思っています。
私は、千葉に住んでいるので国道14号線を、市原市(千葉の地名)の「釣具のポイント」と「市原フィッシングセンター」でエサなどを仕入れる以外は、途中で曲がることもなく、ひたすら南下します。
蟹をエサに使う方、市原フィッシングセンターは、「小さめの磯ガニ」等お願いすると小さめだけ選んでくれます。一匹40円。仕入れが少ない他の釣具屋さんだとなかなかここまでは出来ないと思います。愛想は悪いけどサービスは良さそう、是非ご利用ください。(笑)
今回の目的地は、房総半島の最西端にある洲崎です。洲崎と言えば洲崎灯台。先日ここの公園下の磯場をご紹介した時の釣り場には既に人が入っていたので、そこから小さなワンドを挟んだ磯場で始めたいと思います。
気温は夕方時点で22~23℃。微風で海もどちらかというとベッタリ。もう少し元気が欲しいところ。来る途中のんびりしたためか、着いたときには既に17時過ぎ。でも最近は18時過ぎでも昼間のように明るい日もあるので、夜釣りにはちょうどよい到着時間です。洲崎の磯は、以前にも書いたように非常に浅いので、明るいうちはフグしか釣れません。ここに来るなら、早朝か夜がオススメです。
海を見るとところどころ白っぽく見える砂地があるので、そこにコマセを集めてクロダイを寄せる作戦です。私が構えた釣り座からの距離は15m位でしょうか。
久々に見る磯場の海の景色には人工的なものが一切映り混んでなくて、日常から切り離されたような感じがして、心が洗われます。そこが磯場の良さなのではないでしょうか。
さて、今日のコマセの準備に入ります。
釣果もいいけど、今日はのんびり自由を噛み締めながら釣ろうかな、などと考えながら。
- つづく