房総半島でクロダイを釣りたい人のためのブログ

房総半島でクロダイに出会いたい人、集まれ!

平砂浦ビーチホテル下の磯

皆さんは千葉県の南房総というと何を思い浮かべられますか。

 

サーフィンでも知られた鴨川でしょうか、広大な海と男性的な野性味溢れる磯が続く白浜、それとも菜の花畑とフラワーロードの千倉でしょうか。いずれも、ゴールデンウィークや夏休みに行く観光地という印象ですよね。

 

今回ご紹介したい釣り場は、そんな南房の情緒漂う、平砂浦(へいさうら)という地名の場所にある、入れれば絶対に広大な磯場を貸し切りみたいな夢の地磯です。釣りの情報紙などでは、「ビーチホテル下の磯」と呼ばれているようです。

 

この平砂浦ビーチホテルの近くには、永遠に続いているのではないかと思えるくらい広い海岸が続き、ちょうどこのホテルの下辺りは磯場が広がる地形になっています。海は遠浅なので、この岩礁帯の磯場では干潮時は釣りにならず、潮位100cm以上が入磯の条件だと思っています。

 

先ほど、入れれば貸切状態と書きましたが、実はココ、付近に駐車場が全くなく、ホテルのすぐ横の国道沿いに車がギリギリ2台停められスペースがあるだけなので、ここに停められれば、磯場の空き状態も保証されているという訳です。但し、このスペース、日当たりが悪いためいつもぬかるんでいるのでご注意ください。

 

車を停めたら、釣り道具を持ってホテルとは逆方向に少し歩くと、バスの回転場の隣辺りにキレイに舗装された小路が海の方に延びているので、そこに入っていけば、もう海です。

 

そこから海に向かって右側に進めば釣り座は選び放題。メインはメジナです。

また、そこから海に向かって左に進んでも、ポイントは限られるものの、いくつかの釣り座が確保出来そうです。

また、そこのすぐ下も釣り座で、見た感じ浅すぎて釣りのポイントに見えませんが、私が下見に行ったとき人が居られて、話を伺ったところ、夕まずめ以降満潮となる潮回りで、夜、良型が溝を伝って近くまで寄ってくるとのことでした。ちなみにココのウキ下は、なんと半ヒロだそうです。(笑)

 

私は、その後、海に向かって左側の少し歩いたところにある岩の上から、夜クロダイを狙いました。その時は残念ながら釣果は得られませんでしたが、一帯が釣れそうな雰囲気プンプンだったので、今年、リベンジを果たしたいと、密かに考えているところです。

 

ここは、クロダイよりも、メジナの良型の方が個体が多そうな地形で、期待出来そうですが、満潮時は、一帯の磯が水没するので、釣り座によって夜は危険を伴う可能性があるので、十分に注意が必要だと思います。

 

夜のワクワク度は結構高い釣り場だと思いますよ。興味のある方は、一度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。