房総半島でクロダイを釣りたい人のためのブログ

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釣果報告 南房平砂浦ビーチホテル下の磯

気温も高くなり気持ちの良い季節になりましたね。

いつもとは違う場所で竿を出したくなったのと、当日南寄りの微風だったため、久々に南房は平砂浦まで行って参りました。

 

平砂浦についてはこれまでにも何度か釣果報告で書いてきましたが、洲崎から千倉方面に向かって暫く走った伊戸という地名の場所に建つ、平砂浦ビーチホテルというリゾートホテルの真下に広がる広大な磯場が釣り場になります。

 

磯場は広大なのですが、この辺りには駐車スペースが全くと言ってよいほどなく、ホテルとそのそばのバスの転回場の間にある、車2台のみ停められる竹やぶに囲まれた小場所くらいです。しかも年中日が差さないため、常にぬかるんでいてタイヤが泥だらけになるため、好釣場がなければ一生来ることはなかったでしょう。(笑)

 

週末などはわざわざここまで来たのに2台分既にふさがっているということもあるのでしょうが、私の場合はみなさんの平日に休みが取れるので、ここに来る日は平日限定となります。

 

当日は、案の定、一台もクルマは停まっていなかったので、好きな釣り座は確保したも同然。ゆっくり支度をして、釣り場へと続く舗装されたなだらかな坂道を下ります。

 

下りきったところがもう磯場なのですが、そこから右手は比較的険しい磯がずっと向こうまで続き、左側は平砂浦海岸に繋がっていて徐々に砂地に代わっていく地形のようです。

 

今回ここを選んだ理由のひとつは、試したいことがあったからです。

 

試したいこととは、磯場に出たところから右にも左にも行かないで。下りきったところから一段下にある磯場で、夜釣りを試みるということです。

 

そこは、目の前は水深がほとんどなく、干潮時はまったく釣りにならなさそうでしたが、満潮時には1m位にはなり、且つワンドのような地形であること、ワンドの向かって右側はメジナの好釣り場であることから、潮が動いていればワンドの中に潮の流れができて、如何にも良型の魚が入って来そうです。

 

当日は20時が満潮の予報だったので、次の日が仕事でもあったので、18時半から22頃までの3時間半が勝負です。(本当はもっと早い時間から開始したいところでしたが、南房は明るいうちはフグだらけで余計な体力を消費し、気力を消耗させることが目に見えているので、暗くなってから竿を出すことをみなさんにもお勧めします。)

 

車から荷物を担いで磯場に下り立ったのが17時半。辺りはやっと日中の暑さが和らいできた程度で、夕まず目であと一時間待つかと思うと気が遠くなりそうです。

 

磯場に下りるには、水がチョロチョロ流れているところしか見たことがない大きな排水溝の近くで準備を開始します。既に潮が上げてきていて、メジナ場の磯場が水没しかけています。

 

さてと、準備でもはじめるかな。

 

- つづく -