寒さが厳しくなってましたね。
皆さん、寒さに負けずに釣りに行ってますか。
先週、舟藤堤防横の磯に行って来ました。
天気は晴れでしたが北東の風が5m近くあり、釣りをするための条件としては悪い状態です。しかし、舟藤の磯は北側に2~3mの壁があるおかげで、このような日でもなんとか竿を出せます。
ただ、釣り座が低いので、夜に満潮を迎える日は波が磯を洗うことがあるので十分な注意が必要です。
当日は16時過ぎに現地に到着、コマセを用意して仕掛けを作り、第1投は17時近くでした。
冬至を過ぎて陽が長くなってきたのか、日没までまだ少し時間がある、いわゆる夕まずめからのスタートとなり、いきなり良型が喰ってきてもよいように、ウキと道糸の動きに気持ちを集中させます。
今回のコマセは、チヌパワー白チヌ1袋と激重半袋、オキアミ該当3キロでした。
付けエサは定石通りオキアミから。
海水は意外にも極寒という感じではなく、ややぬるめなので、魚の活性は期待できそうでしたが、最初の数投は付けエサがそのまま残ってきます。
つまり、良型が寄ってきているか、何もいないかのどちらかです。
前者の方に懸けて、しばらく続けますが、1時間経っても状況は変わらず。
風は避けられても陽が沈むと急激に気温が下がるため、何も釣れないでいる間は本当に寒い!
満潮の19時頃まで無反応。
これは厳しい。潮が変わるのを待つしかなさそうだと思いながら、諦めずに何度も仕掛けを投げます。
ところが満潮から下げ潮に変わったのでしょうか、付けエサが食われ始めました。
サナギもコーンも試しましたがダメで、オキアミだけに反応が。
クロダイではないのか。
あれこれ試し、道糸を張り気味にして更に集中していると、遂にウキが海中に少しですが引き込まれました!
とっさに合わせるとガツッという手応えです。
何だ何だ?
魚を寄せてくると針に付いているのは分かるのですが急に軽くなりました。
そして抜きあげると魚の正体はなんとカサゴ。
15cm位だと思います。
次に掛けたのはなんとゴンズイ。
小さくても反応があるだけ有難いと思いながら、更に打ち返しますが、なかなか掛かりません。
そうこうするうちに時刻は21時頃になってしまいました。
ここまでか…
風は強まってきていて、時折東から吹くため、ニットの帽子で耳を隠しているにも関わらず左耳が冷たく、かなりコンディションとしてはタフです。
今日は早々に引き上げるかな、などと考え始めたその時、ウキがスルスルスルっと海中に引き込まれて行きます。
やっと来たかあ~
十分に引き込ませさせたところで一気に竿を立てます。ガツッ!
さっきまでとは明らかに大きさが違います。
これは結構よい型かもしれない。
魚はバタバタと必死の抵抗を見せますが、ドラグを緩めたり絞ったりしながら、寄せに入ります。
ライトで照らすと…
メジナだ!
これはよいメジナ。口太でしょう。
慎重に玉網に収めます。
私の両手をいっぱいに広げて、会わせた右と左の手を繋げて測ると、見かけ以上に大きい42センチでした。
その後1時間の間に釣れたのは、いつものネンブツダイがいくつか。
コマセも切れたところで、22時半に納竿としました。
家族があまり喜ばないメジナは海に返してあげて、カサゴだけ持ち帰りました。
皆さん、カサゴは下道と思って海にリリースするのではなく持ち帰りをオススメします!
今回は帰宅した翌日にまるごと揚げて食べましたが、スッゴく美味しいですよ。煮付けにしても最高です。
今回は、クロダイの顔を拝むことは出来ませんでしたか、40オーバーのメジナと出会えたので満足して、磯を洗い後にしました。
次はクロダイに会いたい!