房総半島でクロダイを釣りたい人のためのブログ

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なぜ1日に1枚なのか?

私は普段から釣りをしていて不思議だと思うことがあります。

 

地磯釣行をしていて、クロダイが釣れたとします。その場合、釣れた後に釣れたのと同じポイントで再開して頑張っても、追釣できたことがないんです。

 

私の腕というか技術が低いのかもしれませんが、それを良いことに未だに自分の中で解明されていない謎、それが「同じポイントでなぜ1日1枚しか釣れないのか」です。

 

これは是非皆さんのご経験も聞きたいところですが、同じ日に同じポイントで良型は喰ってくるのもなのでしょうか。

 

それについて考えられることを書いてみると、

① 一尾掛かると暴れるので、そのポイントの他の魚が警戒して散ってしまう。

② 地磯のような寝たり食べたり隠れたりできる海底の地形が限られたところでは、特に回遊せずにその磯に居ついている'居つき'のクロダイは縄張りがあり、1つのポイントにはそもそも良型は1尾しか居ない。

③ 1尾釣れること自体が特別運が良かっただけで、本来は良型は少ない。

 

①の「散ってしまう」というのは初心者の頃本などに書かれていたので可能性としては高いのかなとも思いますが、人間のように知能が発達していないクロダイは、本能的に危険を察知して逃げてしまうという考え方もあれば、たかがクロダイの本能と言ったって、コマセに寄るのも本能であるはず。どちらの本能が強く出るかと考えたら、生き物って釣り上げれれることに対する危機感よりも食べ物を優先しそうな気がします。

 

②の「縄張り」は、聞いたことがありませんが、居つきのクロダイの間ではないとは言えないのではないでしょうか。この点は、どなたか専門家の意見を聞いてみたいですよね。ただ、考えてみると、海には潮の流れの影響を受けやすいところと受けにくいところなどもあって、通常場所によってエサになるカニや貝、海藻の豊富度合いに差があるような気がするので、単純に、豊富なところには集まり、痩せたところには居つかないという方が、縄張りよりも自然な感じがします。

 

③の「本来良型は居ない」だとすると、なぜ時々でも良型が釣れるのか。個体数は確かに西日本に比べると少ないので、その分良型の数も少ないように思いますが、毎年産卵が合って新しい命が育ち、秋口にはカイズが数釣れ、それが更に育って良型になるのなら、全てが居つきではないにしても、「良型は居なくはない」のではないかと考えます。

 

実際に行ってみると、一日に一度も当たりらしいアタリがないまま終わることだってあるわけなので、釣りをゲームと捉えるのであれば、一日に1回コッキリの良型の魚信をどう逃さずにモノにするか、という楽しさこそがクロダイ釣りと言えるのかもしれませんね。つまり、良型1尾釣った後、さらに追釣するためにどういう工夫をしてクロダイの警戒心を解いたり、本能的に思わず喰らいつくようなシチュエーションを作り上げるのか。

 

私は、毎回の釣行時の釣り初めに必ず、今日は2尾目標!と思っています。実際は1尾どころかゼロ釣果かもしれませんが、そのように思うとやる気が断然湧いてきます。

 

今回はいつも感じていることについて書いてみました。

 

どなたか、1日2枚のためのヒント下さい!(笑)

 

- 完 -

 

 

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