今回のコマセは、オキアミ3kgブロック1枚、チヌパワームギスペシャル、チヌパワーDash半袋です。
ここのポイントが遠浅で水深が浅いため、集魚力と遠投性を両方備えたチヌパワームギスペシャルをメインとしたコマセにしてみました。
作り方は何度もご紹介している通りで、少しずつ満遍なく、配合エサの粉がバッカンに残らないように少しずつ海水を足しながら時間をかけて練り込み、最後は素手でペタペタになるくらいまで混ぜ込み、上から押して空気を抜けば出来上がり。
強風が嘘のように背中からちょうどよい感じの風を受けているので、ポイントにコマセが届かないということはなさそう。海面はややざわつき気味ではありますが、釣りには全く影響なさそうです。
仕掛けは、いつもの電気円錐ウキのB、道糸2.5号、ハリスは3号、チヌ針3号として見ました。
潮位に合わせて日没前から実釣開始です。
過去の経験から、ここのクロダイはサナギに口を使わない一方磯ガニには反応するので、付けエサのメインはオキアミと磯ガニです。
約15分程コマセをポイントに入れていたので、そろそろ魚が集まっていて欲しいものだと考えながら、付けエサのオキアミを投入。追いコマセを続けて投入。
早速反応が現れますがエサ取りのフグらしく、仕掛けを回収すると付けエサがなくなっていました。反応がないよりはあった方がよい、と前向きに考えて数投入れますが、いずれもエサが取られ、ハリスに咬み跡が。
この時間まだエサ取りが居ることがわかったので、次にチヌが寄っているかを確認します。
以前にもご紹介したように、ココのチヌは磯ガニを食べるので、予め買っておいた磯ガニを針に付けます。蟹が海中でバタバタ動いてチヌを寄せるように、針付け時は、刺した場所が悪くて死んでしまわないように、注意します。
基本は、お腹側のふんどしと呼ばれる(?)部分からさして背中(お尻?)から抜きます。
チヌの反応もすぐに出ました。
一投目は、針から取られて戻ってきました。
二投目は、そのまま残って戻ってきました。
三投目は、頭が噛られて戻ってきました。
反応は確かにあるけれど喰い込まない。
そこで、流す時間が短いのかもしれないと考え、投入後、長めに流すことにしました。
すると、かなり粘ったところで、ウキがユラユラと海中に滲んだので、アワセを入れると、根掛かりで、道糸も切れていたため、残念ながら、電気ウキひとつロストです。(泣)
仕掛けを回収してよく見ると、なんとウキ止めの位置調整を忘れていて、ウキ下が水深よりもかなり長くなっていたようです。
こういうロストのしかたはショックですよね。
自分が悪いので自身を攻めるしかありません。
海の感じも風の感じもよい具合が続いています。やや湿度が高いせいか、汗は出ますが。
気を取り直して、ウキ下をしっかり調整して、磯ガニでクロダイを狙います。
- つづく -