房総半島でクロダイを釣りたい人のためのブログ

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南房 吉浦の磯

先日アジ釣りについて書いたついでと言ってはなんですが(笑)、今回はアジ釣りでオススメの、外房側の南房総にある吉浦の磯をご紹介します。

 

この吉浦は、千葉の鴨川から少し南に下ったところにある地磯です。鴨川は、内房の保田と繋がっていて、確か一時間くらいで内房から外房またはその逆ルートで移動が出来るので、とても便利です。

 

私も以前は、日中の釣りが中心だったので、内房で何も釣れず惨憺たる結果だったときに、意を決してこのルートで吉浦に移動し、夕まずめにアジを狙ったことがあります。

 

吉浦の磯のオススメポイントは、夏場に毎日かなりの確率でアジが回ってくるので、竿を出せば、ほぼ確実に釣果を手に入れることが出来る点です。

 

何しろとても広い地磯なので、釣り座はたくさんあります。

 

夕まずめに行けば確実に釣果が望めるのであれば、みんなが押し寄せて、大混雑しているに違いないと思うかもしれませんが、ある理由によって、いつも混んでいるということでもないようです。

 

この地磯にはキャンプ場があって、かなりの台数が停められる駐車場には仮設トイレもあります。数年前ですが駐車料金は500円かかりましたが、磯場の入口まで車で行けることを考えれば安いものです。駐車場から釣り座が見えるので先釣者がいるかどうかも確認ができます。釣り座までは歩いて数分、といっても磯場はゴツゴツしていて所々に溝が走っているため、注意しながら歩いて行くと、4~5分はかかるかもしれません。

 

いろいろな釣り方が出来ますが、効率を考えたなら、やはりカゴ釣りかなと思います。ウキの下にカゴを付け、ハリスはアジ用に市販されているサビキ仕掛けです。サビキ仕掛けの一番下に付けるオモリは、ウキのサイズよりもワンランク軽くするのがポイントです。

 

 

野性的な地磯で大自然に囲まれながらアジを持ち帰れるこの吉浦の磯ですが、2つだけ難点があります。(やっぱりね~ 笑)

 

それは、

① 真夏の日中は、周りに遮るものが何もないため鉄板の上に居るような感じになり、非常に危険です。日射病や熱中症には十分な対策が必須です。

② 上げ潮になると水没し、広い磯の大半が海中に没します。

 

これらの対策を必ず行い、干満の時間に注意しながら磯に上がれば、高い確率で多くのアジの釣果を手にできる釣り場だと思いますので、是非一度は足を向けられてはと思います。