房総半島でクロダイを釣りたい人のためのブログ

房総半島でクロダイに出会いたい人、集まれ!

夏の地磯に向けて

今シーズン最初のイベントである乗っ込みは、ほとんどの釣り人が自粛をされる中、幕を閉じようとしています。

 

今年は、クロダイにとって産卵を阻む釣り人の数が少なかったことで、房総半島のクロダイの個体数が増えるとよいですね。

 

そうこうしているうちに、暑い夏がやってきます。そこで、ちょっと早いですが、今年、夏の地磯に挑戦される方に、夏の装備について書いてみようと思います。

 

まずは暑さ対策です。

 

夏に地磯で釣りをしていると時々Tシャツに膝丈の短パンという街中からそのままやって来たような格好で釣りを楽しんでいる人を見かけます。気持ちはすごく分かりますが、これはいろいろな意味で危険です。

 

ひとつは、日焼け。海の近くは街中よりもずっと紫外線が強く、真夏に一日そのような格好で釣りをしていると、真っ赤に日焼けし、そのあと水ぶくれになったりして辛い思いをします。

 

次に、万が一滑って転んだりしたら、磯の上は思っている以上にごつごつと岩がとがっていて、擦り傷では済みません。簡単に皮膚が割けて大ケガになってしまいます。

 

そして、虫。磯場には、ブヨやら蚊やら、訳のわからない目に見えにくい虫がたくさん飛んでいます。夜釣りなどで懐中電灯を付けると、自分の顔の回りを無数の虫がぐるぐる回っているのが分かります。私も最初に磯に出た時に、全く虫対策をせずに且つ半袖で釣りをしていたらひどい目に遭い、家に帰ってから数えたら両腕だけで50箇所以上刺され、病院に行く羽目になってしまいました。

 

これからの季節、地磯で釣りをされる方は、以下をオススメします。

 

① 長袖のTシャツを2枚着る

  釣りをしているとどうしても腕を曲げたまま動かないでいることがありますが、Tシャツ1枚の場合、その上から肘など突っ張っている部分が刺されます。

 

② 虫除けスプレーを常備

 顔、耳の後ろ、首回り、手と手首に1~2時間毎にかけて、更に出来れば、子供用に売られている虫除けシールを長袖Tシャツの上から、手首、肘、首の前後に貼るとよいです。これをやり始めてからは、蚊などの虫がウヨウヨ飛んでいても、ほとんど刺されなくなったので、効果ありと思います。

 

③ 帽子を被る

  当たり前過ぎですが、日射病予防です。人目なければ、首にタオルなど巻いた方が安心です。

 

④ 水分を頻繁に摂る

  これは街中でも皆さんペットボトルを携帯して補給されてますよね。家を出る前に、ペットボトルの水を1本凍らせてクーラーボックスで持ってゆき、釣り場で出しておくと、冷たい水が飲めます。お茶は熱中症対策にならないと聞いたことがあるので、ミネラルウォーターかポカリスエットみたいなものがよいと思います。

 

楽しむために釣りにいって怪我や熱中症で悲惨な目に遇わないように、事前に十分な対策をしましょう。